日本酒と酒器について

日本酒は器の容量、形状の違いによって、
これが同一の酒かと驚くほど、その香味を
変化させます。

1)酒器は表面が広いほど、香気がひろがりやすく参加速度も速くなります。
それでは、4つのカテゴリーから考えてみましょう。
香りの華やかな薫酒タイプは空気に触れる面積が大きほど揮発性が高くなりますが、逆に香りが飛んでしまうリスクもあります。
また、新酒の状態で渋く、固い日本酒は、空気に接触させて参加を促した方が飲み口がまろやかになる場合もあります。
この場合、ワインで行われるとランスヴァゼー(渋味の強い赤ワインを空気に触れさせてまろやかにさせる)と同様に、片口などに移しかえてらやると、さらにその効果は倍増します。

binkoの「ほろ酔い晩酌塾」

日本の発酵文化の一つである日本酒。 「先人が築き上げてきた知恵の結晶である日本酒の魅力を多くの人に伝えたい。」「日本の文化に誇りをもってもらいたい」と思っており、日本酒学講師としての活動をしています。 FBO公認講師・SSI認定きき酒師・日本酒学講師 日本酒ナビゲーター認定講師・日本酒唎き酒世界選手権出場・2017酒友グランプリ審査員・日本ソムリエ協会新潟支部会員

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